ABOUT
切り絵作家。1990年生まれ富山県出身、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。東京在住。

 -私の切り絵作品について-
 私の切り絵作品は「切り絵の観察 」と「モチーフの観察」、この2つの観察から生まれています。
 ペンで描く線と異なりデザインナイフで引く線は面積を持ちません。そのため線の形はより自由自在であり、切り絵の線表現には線から面へ自由自在に変化する面白さがあります。その切り絵独自の現象を観察しながら切ることで、紙の上に生じる新しい美しさや面白さの発見を追求しています。
 私の作品の多くは生き物に星、雲や風の形を加えて制作しています。生き物の持つ魅力的な形態、星のきらめき、雲や風の動的な形、そのような生命感のある形を見つけ観察して切り描くことで、作品のテーマと共に自分の中で揺れ動いている感情も表現しています。
 -これから挑戦したいこと-
 新たな切り絵表現の世界も開拓していきたいと考えています。線から面へと変化する過程の追求から切り絵の今までにないグラデーション表現について興味を持ちながら制作しています。また色を使った切り絵の表現を広げる挑戦もしたいと考えています。
 自己の作品の表現にとどまらずそれを社会と共有することについても模索しています。切り絵は絵画やイラストと比べると認知度が低いため、切り絵キットの制作やワークショップなどを通して切り絵の面白さや魅力を多くの人々に伝えていきたいと考えています。
 切り絵の美しさと可能性を追い求め、作品を通じて人々に驚きと感動を届けたい。そのように考えながら日々制作に取り組んでいます。

ギャラリーでの展示販売を中心に活動中。
展示予定の連絡をご希望の方はCONTACTで気軽にお申し付けください。
BIOGRAPHY
                    
2023
魚谷彩切り絵展「たゆたい」(ギャラリー上り屋敷)
2023
美術部展5(ビリケンギャラリー)
2022
美術部展4(ビリケンギャラリー)
2020
「COLOR -指先から彩る生命-」(代官山蔦屋書店)
2019
生きもの展(GALERIE Malle)
美術部展3(ビリケンギャラリー)
SICF20(スパイラルホール)
個展 魚谷 彩切り絵展〜そこにあるもの〜(Gallery子の星)
東日本大震災復興支援チャリティ 素敵に食卓 日本酒ラベル展「ハレの日」(GALERIE Malle)
2018
美術部展2(ビリケンギャラリー)
2017
酉 とりどり展(伊藤忠青山アートスクエア)
イラストレーター達による絵馬展2017(代々木VILLAGE コンテナート)
美術部展(ビリケンギャラリー)
たまらなくかわいい展(伊勢丹新宿店本館)
現代・東京百景展(伊勢丹新宿店本館)
ぼくらのパラダイス展(八犬堂ギャラリー)
個展 Aya uotani切り絵展2017(Gallery子の星)
2016
第11回 TAGBOAT AWARD 入選者グループ展(世田谷ものづくり学校)
第3回武蔵美美術部展(ビリケンギャラリー)
個展 Aya Uotani切り絵展 ~movement~(Gallery子の星)
紙々のアート展(伊勢丹新宿店本館)
KENZAN 2016(二子玉川アレーナホール&サロン)
2015
第2回 武蔵美美術部展(ビリケンギャラリー)
2014
平成25年度 武蔵野美術大学 造形学部卒業制作 優秀作品展 (武蔵野美術大学 美術館)
「MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 2014」受賞作品展(東京国際フォーラム)
「紅茶で楽しむクリスマス~紅茶パッケージ展」(代々木VILLAGE コンテナート)